55歳で夫婦FIREできる?
45歳・資産2,000万円から3つの条件を比較

45歳・夫婦二人で、55歳FIREを目指したい。

でも、今の生活費のままで本当に足りるのか。
旅行や外食、趣味も楽しみながら、どこまで支出を見直せばよいのか。
55歳で退職するのか、60歳まで働くのか。

夫婦でFIREを考える場合、資産額だけでは判断できません。

生活費を下げるのか。
積立額を増やすのか。
退職時期を5年遅らせるのか。

どの条件を変えるかによって、資産推移やFIRE達成見込みは大きく変わります。

このページでは、45歳・夫婦二人・資産2,000万円のケースをもとに、55歳FIREを目指す3つのパターンを比較します。

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ユースケース2の夫婦二人のFIRE検討イメージ

このケースの人物像

  • 45歳・夫婦2人・子なし
  • 世帯年収は約730万円
  • 旅行や外食も楽しみたい
  • 55〜60歳で選択肢を持ちたい

何に悩んでいるか

FIREが近づいている実感がない

世帯年収は低くなく投資も続けている。それでも生活費が高めで、思ったほど資産が増えていない。

生活水準をどこまで変えるべきか

旅行や外食、趣味も大切にしたい。無理な節約ではなく、どこを見直すと効くのか知りたい。

55歳か60歳か迷っている

55歳で自由になれたら理想だが、資産不足は避けたい。60歳まで働く安心度も数字で比べたい。

夫婦FIREで大きく効くのは「生活費」と「退職時期」

夫婦でFIREを考える場合、現在の資産額だけでは判断できません。

特に大きく効くのは、退職後の生活費と退職時期です。

生活費が高いままだと、退職後に必要な資産額は大きくなります。 一方で、生活費を少し下げることができれば、退職後に必要な金額が減り、退職前の積立余力も増えます。

また、55歳で退職する場合と60歳まで働く場合では、年金開始までの空白期間が変わります。

55歳で退職すると、65歳の年金開始まで10年あります。 60歳まで働くと、その空白期間は5年になります。

このページでは、現状維持で55歳FIREを目指す場合、生活費を見直して55歳FIREを目指す場合、生活費はそのまま60歳まで働く場合を比較します。

このケースの入力例

年齢

45歳

世帯

夫婦2人

子なし

世帯年収

730万円

手取り

年間生活費

550万円

年間積立額

120万円

現在資産

2,000万円

現金500万・投信1,200万・iDeCo300万円

退職金

55歳で900万円

60歳退職なら1,400万円

公的年金

65歳から年260万円

※上記は一例です。条件は自由に変更してシミュレーションできます。

このケースで確認したいこと

  • 今の生活費550万円のまま、55歳FIREを目指せるのか
  • 年金開始までの10年間、資産の取り崩しに耐えられるのか
  • 年間生活費を490万円に下げ、積立を増やすとどう変わるのか
  • 生活費を変えずに60歳まで働くと、安心度はどれくらい上がるのか

あんしんFIREでのシミュレーション結果

55歳FIRE、支出を見直す55歳FIRE、60歳退職の3パターンを並べて比較します。

現状維持で55歳FIRE

生活費と積立額を今のままにして、55歳で退職する場合を確認します。

年間生活費 550万円
年間積立額 120万円
退職年齢 55歳
  • 毎年の支出額が大きいため、55歳のFIRE以降、資産が急激に減少している
  • 60歳代後半〜70歳代で資産が尽きる可能性が高い
パターン1 現状維持で55歳FIREした場合のシミュレーション結果

② 支出を年60万円減らして55歳FIRE

生活費を490万円に下げ、浮いた60万円を積立に回す改善パターンです。

年間生活費 490万円
年間積立額 180万円
退職年齢 55歳
  • ①現状維持のパターンよりFIRE時点での資産額が増加し、FIRE以降の資産の減少も緩やかになっている
  • 70歳代で資産が尽きる可能性は依然としてまだ高い
パターン2 支出を年60万円減らして55歳FIREした場合のシミュレーション結果

③ 生活費はそのまま60歳まで働く

生活水準を大きく変えず、退職時期を5年後ろにずらすパターンです。

年間生活費 550万円
年間積立額 120万円
退職年齢 60歳
  • ①現状維持のパターンよりはFIRE時点での資産額がかなり増加している
  • ②支出を減らしたパターンよりFIRE達成確率が高くなっているが、まだ70歳代で資産が尽きる可能性が残る
パターン3 生活費はそのまま60歳まで働く場合のシミュレーション結果

シミュレーションで見えること

55歳FIREの現実感

年金開始までの10年間に、どれくらい資産を取り崩す必要があるか確認できます。

支出改善の効果

支出を下げて積立を増やすと、資産形成と必要生活費の両面に効きます。

60歳まで働く効果

取り崩し開始が遅くなり、年金開始までの空白期間も短くなります。

自分たちの落としどころ

55歳だけにこだわらず、支出、退職年齢、退職後収入を組み合わせて考えられます。

自分たちはどの条件を変えて確認すべきか

このケースでは、現状維持で55歳FIREを目指す場合、支出を年60万円下げる場合、生活費はそのまま60歳まで働く場合を比較しました。

ただし、自分たちの場合は、生活費、積立額、退職金、公的年金、NISA、iDeCo、住宅費、退職後収入によって結果が変わります。

大切なのは、55歳FIREができるかどうかを一度で決めることではありません。

生活費をどこまで下げるか。
退職時期を何歳にするか。
退職後に少し働く収入を入れるか。

条件を変えて比較すると、自分たちに合う現実的な落としどころを探しやすくなります。

次に試すべき条件

FIREは「できる・できない」だけではありません。条件を少し変えながら、 今のプランの弱いところと、自分たちに合う改善幅を探すことが大切です。

支出を減らして60歳まで働く

支出改善と退職時期の後ろ倒しを組み合わせ、安心度がどこまで上がるか確認できます。

副業収入を入れる

年60万〜120万円の副業収入でも、資産の取り崩しを抑える効果があります。

生活費を年代別に変える

退職直後は多め、65歳以降は少なめなど、暮らし方に合わせて調整できます。

残したい支出を決める

旅行や趣味など大切な支出を残し、固定費から無理なく見直せます。

よくある質問

Q. 55歳で夫婦FIREするにはいくら必要ですか?

A. 必要な資産額は、夫婦の生活費、退職金、公的年金、NISA、iDeCo、退職後収入によって変わります。同じ資産額でも、年間生活費が400万円の場合と600万円の場合では、必要な資産額は大きく変わります。そのため、平均的な金額だけで判断するのではなく、自分たちの条件で試算することが大切です。

Q. 45歳・資産2,000万円から55歳FIREは目指せますか?

A. 可能性はありますが、生活費、積立額、運用利回り、退職金、公的年金によって結果は変わります。現状維持、支出改善、60歳退職など複数のパターンを比較すると、何を変えればFIREに近づくかが分かりやすくなります。

Q. 55歳で退職すると、年金開始まで何年ありますか?

A. 公的年金を65歳から受け取る場合、55歳退職では年金開始まで10年あります。この10年間の生活費を、退職金や金融資産からどうまかなうかを確認しておく必要があります。

Q. 夫婦FIREでは生活費をどれくらい見直すべきですか?

A. 無理に大きく削るより、まずは年間30万円〜60万円程度の改善でも試算してみるとよいです。支出が下がると、退職後に必要な資産額が下がり、退職前の積立余力も増えます。

Q. 55歳FIREが厳しい場合、どう考えればよいですか?

A. 55歳だけにこだわらず、退職時期を58歳や60歳にする、退職後に少し働く、生活費を年代別に変えるなど、複数の条件を組み合わせて確認するのがおすすめです。FIREは「できる・できない」だけでなく、「何を変えれば近づくか」を見ることが大切です。

Q. このページの条件は自分たちの数字に変えられますか?

A. はい。年齢、資産、生活費、積立額、退職金、公的年金、NISA、iDeCoなどを自分たちの数字に変えて試算できます。このページの条件をベースに、55歳退職、60歳退職、支出改善、副業収入ありなどを比較できます。

55歳で夫婦FIREできる?45歳・資産2,000万円から支出改善と60歳退職を比較